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turbo717's Activity 

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Spain_Hospital de Orbigo

Hospital-de-Orbigo

巡礼の絵をもとに随想しています。
本日の絵は、オルビゴ橋です。

(巡礼3日目)LEON(レオン)《306.8km》→PUENTE Y HOSPITAL DE ORBIGO(プエンテ イ オスピタル デ オルビゴ)《274.7km》 32.1km

アルベルゲ:LEON(レオン)の出発時間は午前6時30分以降。ダニエルとマニュエルの兄弟をam5:00前に起こしたものだから少々文句あり。ただしこの部屋ではいびきがすごく、食堂に寝ていた男女はいびきから解放されるべくベッドを移動したのではないか。小生もいびきには弱く、眠れない。am5:00 続々と巡礼たちが起きてくる。朝食のサービスがあり、パンやコーヒーを飲んでしばしの語らい。 ダニエルとマニュエルの兄弟とam6:30出発。レオン大聖堂を回らずにSAN MARCOS経由で、Beruesga川をわたる最短ルートを取る。幾組かの巡礼と一緒になり、10人くらいの集団で、カミノを歩く。この集団の中に、後で行動をともにするMarisa;マリサがいた。すこぶる速い女性。ここからコースが2方向にわかれ、丘陵地帯と、車道沿いの2方向。Marisa達女性陣は丘陵地帯を行く。ダニエルとマニュエルの速歩グループは、車道沿いのほうを行く。サンチャゴまでの道のいたるところに生えるハーブを口したりしながら。途中 A-66号線のインターチェンジで、道を失う。西に向かうためには、とぐろを巻くインターチェンジを大きく迂回しなければならず、我々はそのままかまわず、道路上を進む。そのうちCaminoのマークが現れ、正規の道に合流。自転車が進めるCaminoは、国道沿いのことが多く、たいていは、西に向かう国道か一般道である。土道のCaminoと並行か、どこかで合流する形で絡み会いながらサンチャゴまで続く。正午近く、PUENTE Y HOSPITAL DE ORBIGO(プエンテ イ オスピタル デ オルビゴ)《274.7km》 の橋にさしかかる。 大きな祭りを行っているらしく、橋の下の河川敷では、ソーセージを焼いたり(焼いている人は目を保護するヘルメットをかぶり本格的)、ワインを飲んだり騒いでいる。5ユーロ払えば、5時まで飲み食い自由であるとか。その場合は特別の帽子をかぶり区別しているようだ。小生は足に早くも豆が出来たため、ここでリタイヤ。ダニエルとマニュエル、もうひとり途中から同行の3人は、ASTORGAまで16.2kmを歩くという。そうすると彼らは48.3kmの走行となる。彼らがいわゆる50kmペース/1日 の人たちであり、最強健のグループにあたる。小生は村営のMUNICIPALに宿をとり、軽装で群集に戻る。通りに面するホテルのベランダを借り、ビールを飲みながら、Orbigo橋のスケッチを1枚。pm5:00には、スペイン国大統領が登場するというので、ステージ前には村中の人が集まって来た。待つこと1時間、 パトカーに先導された車が群集の中に入ってくる。村中の人と挨拶をしている感じ。この村出身なのかと思うほど。やっと演壇に登場。頭上にはヘリコプターの音。小生は悲しくもそれどころではない。足が痛い。シャワールームでもとにかく痛かった。アルベルゲの人に豆の治療をしてもらう。針で刺し、水をだし、消毒、絆創膏、はがれないように透明の絆創膏、そこを踏まないようにクッション材(初めて見たが、すこぶる調子がよい)など。応急手当をしてくれる。両足に。感謝!!


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